UIは、人と製品・システムが情報をやり取りする接点です。アプリのボタンやメニュー、入力フォーム、画面表示だけでなく、機械のスイッチや音声操作などもUIに含まれます。
UIとは
UIは「User Interface」の略で、日本語ではユーザーインターフェースと呼びます。Interfaceは接点を意味します。
利用者がシステムへ指示を伝え、システムが状態や結果を返す部分がUIです。ボタンの色だけではなく、情報の配置、操作の流れ、表示される文章、エラーの伝え方まで含みます。
UIの具体例
- スマートフォンアプリのボタン、タブ、入力欄
- Webサイトのメニュー、検索窓、購入画面
- ATMの画面と物理ボタン
- 自動車のメーターや操作パネル
- スマートスピーカーの音声入力と応答音
- コマンドを文字で入力するCLI
画面を使うUIをGUI、文字コマンドで操作するものをCLI、音声で操作するものをVUIと呼ぶことがあります。
良いUIの特徴
何ができるか分かる
押せる要素がボタンとして認識でき、ラベルから結果を予測できます。意味の分からないアイコンだけに頼らず、必要に応じて文字を添えます。
一貫している
同じ操作には同じ見た目と動きを使います。画面ごとに「保存」ボタンの場所や色が変わると、利用者は毎回学び直さなければなりません。
状態が伝わる
読み込み中、保存完了、エラー、選択中などを明確に表示します。処理中にボタンを何度も押せる状態では、重複処理を招くことがあります。
間違いを防ぎ、戻せる
入力形式を案内し、危険な削除は確認します。可能なら取り消しや復元を提供します。エラー文は原因と次の操作を具体的に示します。
多様な利用者が使える
文字と背景のコントラスト、十分な文字サイズ、タップ領域、キーボード操作、スクリーンリーダー用ラベルなど、アクセシビリティへ配慮します。色だけで状態を伝えないことも重要です。
UIを改善する方法
まず目的となる操作を決め、利用者が完了するまでの手順を観察します。問い合わせ、離脱箇所、誤入力、操作時間などを確認し、問題の大きい箇所から改善します。
デザイナーや開発者が使いやすいと思うだけでは十分ではありません。対象利用者によるユーザビリティテストを行い、少人数でも実際の迷いや誤操作を観察します。
UXとの違い
UIは利用者と製品の接点です。UXは、その製品を知り、使い、目的を達成し、利用後に感じることまで含む体験全体です。UIはUXを構成する重要な要素ですが、UIが美しくても処理が遅い、サポートが悪い、目的を達成できない場合、UXは良くありません。
まとめ
UIは、人とシステムの接点です。良いUIは、操作可能性、一貫性、状態、エラー対策、アクセシビリティを考慮します。見た目の装飾だけでなく、利用者が迷わず目的を達成できるかで評価しましょう。