1日10語を毎日学べば、単純計算では30日で300語、100日で1,000語に触れられます。しかし、「一度見た語数」と「必要なときに説明できる語数」は同じではありません。新しい語と復習の量を調整し、理解度を基準に進めることが大切です。
10語は目標ではなく上限にする
忙しい日も必ず10語を新しく覚えようとすると、復習が後回しになります。新規は最大10語とし、苦手な復習が多い日は5語や3語へ減らします。学習の目的は予定表を埋めることではなく、使える知識を増やすことです。
10語を一つの分野にまとめる
関連のない10語より、会計の利益に関する10語、広告指標に関する10語のようにテーマを絞ります。売上総利益、営業利益、経常利益を一緒に学べば、関係と違いを比較できます。ただし、似た語が多すぎて混乱する場合は日を分けます。
朝・昼・夜に分ける
朝に5語、昼に残り5語、夜に10語を思い出すと、一回の負担を小さくできます。朝は定義と例を確認し、昼は答えを隠して説明し、夜は間違えた語だけを再確認します。各回5分程度から始めます。
翌日は復習から始める
前日の10語を何も見ずに答え、正確に説明できた数を記録します。6語しか答えられなければ、残り4語を復習してから新規学習へ進みます。覚えていない語を放置して新しい語だけ増やさないようにします。
一週間単位で考える
平日に10語ずつ学び、週末は新規を止めて50語を整理する方法があります。正解、少しわかる、覚えていないの三段階に分け、翌週の復習予定を決めます。週50語なら、4週間で最大200語に触れられます。
覚えた基準を明確にする
用語を見たことがあるだけでは習得とはしません。一文で意味を説明できる、具体例を挙げられる、似た語と区別できる、実務の文章を理解できる、という段階があります。目的に必要な段階を決めて採点します。
数を減らすサイン
復習待ちが30語以上になった、同じ語を何度も間違える、説明を読んでも理解できない、学習が三日続けて負担に感じる場合は、新規語を減らします。5語に下げても、復習を継続した方が長期的な習得数は増えます。
実務で使えた語を記録する
会議で理解できた、資料の意味がわかった、適切に説明できた語に印を付けます。学習アプリの正解数だけでなく、仕事で役立った回数を見ると、続ける理由が明確になります。
休んだ日の埋め合わせをしない
一日休んだから翌日に20語とすると、負担が急増します。通常の10語または復習だけで再開し、長期の平均で考えます。継続とは一日も休まないことではなく、途切れた後に戻れることです。
1日10語なら大量の用語に触れられますが、成果を決めるのは復習と理解の深さです。新規語を上限として扱い、翌日の再現率と復習待ちの量を見ながら、自分に合う5~10語へ調整しましょう。