DXはツール導入だけではなく、顧客価値、業務、組織、データを変える活動です。企画から運用まで共通言語となる30語を紹介します。
戦略・顧客価値
- DX:データとデジタル技術を使い、事業・業務・組織文化を変革することです。
- デジタイゼーション:紙やアナログ情報をデジタルデータへ変換することです。
- デジタライゼーション:デジタル技術で業務プロセスや提供方法を改善することです。
- ビジネスモデル:顧客へ価値を提供し収益を得る仕組みです。
- 顧客体験:顧客が認知から利用・支援までに得る体験全体です。
- PoC:技術や構想が実現可能か小規模に検証することです。
データ活用
- データドリブン:経験だけでなくデータを根拠に判断する考え方です。
- KPI:目標達成の状態を追う重要指標です。
- データベース:データを整理して保存・検索・更新する仕組みです。
- データウェアハウス:分析用データを統合・蓄積する基盤です。
- データレイク:多様な形式のデータを大規模に保持する基盤です。
- BI:データを集計・可視化し意思決定を支援する仕組みです。
- データガバナンス:データの品質、責任、権限、利用ルールを管理する仕組みです。
クラウド・連携
- クラウド:ネットワーク経由で計算資源やソフトを利用する形態です。
- SaaS:完成したソフトウェアをサービスとして利用する形態です。
- API:システム間で機能やデータを利用する接点です。
- マイクロサービス:機能を小さな独立サービスへ分けて構成する設計です。
- レガシーシステム:老朽化や複雑化で変更が難しくなった既存システムです。
- モダナイゼーション:既存システムを現代的な構成や運用へ改善することです。
開発・運用
- アジャイル:短い周期で開発・検証し変化へ対応する考え方です。
- DevOps:開発と運用が協力し、継続的に価値を届ける文化・実践です。
- CI/CD:変更の統合、テスト、リリースを継続的に行う仕組みです。
- ローコード:少ないコード記述でアプリを開発する方法・基盤です。
- RPA:定型的なPC操作をソフトウェアで自動化する仕組みです。
- 生成AI:文章や画像などのコンテンツを生成するAIです。
統制・組織
- サイバーセキュリティ:デジタル環境を攻撃や事故から守る取り組みです。
- ゼロトラスト:場所だけで信頼せず、アクセスごとに確認する考え方です。
- プライバシー:個人に関する情報と権利を適切に扱う考え方です。
- チェンジマネジメント:変革を組織へ定着させる計画的な取り組みです。
- デジタル人材:デジタル技術と事業を結び付けて価値を作る人材です。
導入で終わらせないために
各用語を製品名として覚えず、どの顧客課題や業務成果へつながるかを定義します。PoCには本番移行の条件を置き、セキュリティ、運用担当、データ品質も最初から含めます。
まとめ
DX担当者には、戦略、データ、技術、統制、組織を横断する共通言語が必要です。30語を自社の課題と責任者に結び付けて活用しましょう。