DXはツール導入だけではなく、顧客価値、業務、組織、データを変える活動です。企画から運用まで共通言語となる30語を紹介します。

戦略・顧客価値

  1. DX:データとデジタル技術を使い、事業・業務・組織文化を変革することです。
  2. デジタイゼーション:紙やアナログ情報をデジタルデータへ変換することです。
  3. デジタライゼーション:デジタル技術で業務プロセスや提供方法を改善することです。
  4. ビジネスモデル:顧客へ価値を提供し収益を得る仕組みです。
  5. 顧客体験:顧客が認知から利用・支援までに得る体験全体です。
  6. PoC:技術や構想が実現可能か小規模に検証することです。

データ活用

  1. データドリブン:経験だけでなくデータを根拠に判断する考え方です。
  2. KPI:目標達成の状態を追う重要指標です。
  3. データベース:データを整理して保存・検索・更新する仕組みです。
  4. データウェアハウス:分析用データを統合・蓄積する基盤です。
  5. データレイク:多様な形式のデータを大規模に保持する基盤です。
  6. BI:データを集計・可視化し意思決定を支援する仕組みです。
  7. データガバナンス:データの品質、責任、権限、利用ルールを管理する仕組みです。

クラウド・連携

  1. クラウド:ネットワーク経由で計算資源やソフトを利用する形態です。
  2. SaaS:完成したソフトウェアをサービスとして利用する形態です。
  3. API:システム間で機能やデータを利用する接点です。
  4. マイクロサービス:機能を小さな独立サービスへ分けて構成する設計です。
  5. レガシーシステム:老朽化や複雑化で変更が難しくなった既存システムです。
  6. モダナイゼーション:既存システムを現代的な構成や運用へ改善することです。

開発・運用

  1. アジャイル:短い周期で開発・検証し変化へ対応する考え方です。
  2. DevOps:開発と運用が協力し、継続的に価値を届ける文化・実践です。
  3. CI/CD:変更の統合、テスト、リリースを継続的に行う仕組みです。
  4. ローコード:少ないコード記述でアプリを開発する方法・基盤です。
  5. RPA:定型的なPC操作をソフトウェアで自動化する仕組みです。
  6. 生成AI:文章や画像などのコンテンツを生成するAIです。

統制・組織

  1. サイバーセキュリティ:デジタル環境を攻撃や事故から守る取り組みです。
  2. ゼロトラスト:場所だけで信頼せず、アクセスごとに確認する考え方です。
  3. プライバシー:個人に関する情報と権利を適切に扱う考え方です。
  4. チェンジマネジメント:変革を組織へ定着させる計画的な取り組みです。
  5. デジタル人材:デジタル技術と事業を結び付けて価値を作る人材です。

導入で終わらせないために

各用語を製品名として覚えず、どの顧客課題や業務成果へつながるかを定義します。PoCには本番移行の条件を置き、セキュリティ、運用担当、データ品質も最初から含めます。

まとめ

DX担当者には、戦略、データ、技術、統制、組織を横断する共通言語が必要です。30語を自社の課題と責任者に結び付けて活用しましょう。

参考資料